永久的な耐久性を持つと思われている鉄筋コンクリートは、熱による膨張収縮によるひび割れやコンクリートの中性化という決定的な弱点を持っていますが断熱材を躯体の外側に設ける外断熱工法により、その弱点を補い耐久性を飛躍的に高めることができます。同時に、コンクリートの大きな蓄熱量
を有効に使うことで、省エネルギーと穏やかな室内環境が実現できます。
ニューバレービルの敷地は一部だけ開通した計画道路に面しています。広い道幅に少ない交通
量で、空が大きく感じられるとても気持ちの良い敷地です。 その空を楽しむために、上階のオーナー住宅には居間の前に屋上庭園、浴室には大きなトップライト設けて、自然の光と緑と風を窓からふんだんに取りこみました。
外断熱工法により高い耐久性と蓄熱量を持つ躯体は、木と漆喰による内装仕上げをしました。木と漆喰は力強さと肌触りの良さを併せ持つ自然材料であるとともに、優れた調湿蓄熱機能を持つ高機能建材です。冷暖房はヒートポンプ熱源による輻射式冷暖房システムです。
自然環境から遮断された都市型住宅ではなく、伝わってきた暮らしの知恵と最新の建築技術をバランスよく使うことで、快適に自然を楽しむことができる高耐久省エネルギーな都市型住宅になりました。