丘の上の家

建設地  長崎県西彼杵郡
用途   住宅
施工   大進建設
敷地面積 237.460m2
建築面積 116.35m2
延べ面積 154.82m2
構造規模 木造、地上2階、地下一階

平成11年長崎県木造住宅コンクール最優秀賞

 

 美術館のような家にしてほしい。最初の打合せで伺ったのはこの言葉でした。もちろん言葉どおりの美術館ではなく、さまざまなシーンの中で生活が美しく見える家がクライアントと私たちが目指した家です。玄関から居間、和室、書斎、子供室、テラスにつながる平面 的な広がりは、内玄関から台所、2階へとつながる縦の吹抜けを介して互いに絡み合いながら昇っていきます。視線が交わり、家族の気配を感じられるところがたくさんあります。一番上のテラスからは、大村湾が遠望できます。この家は、伝統的な技術と新しい考え方でつくられています。内部に現れている大きな柱や梁は、大工棟梁の技による伝統的な軸組構法で丈夫に組まれました。木やしっくいの壁は湿気を吸ったり出したりする調湿機能があるため、夏涼しく冬温かい家になります。また外壁と開口部の気密性能にも配慮しました。長崎のような温暖地では、高気密化では換気に必要なエネルギーが大きくなり省エネルギーになりません。ここでは、中位 の気密性能を持つ中気密住宅をめざし、熱交換と換気能力を持つセントラルダクト空調を合わせて採用しました。家全体をゆっくりと冷暖房する優れたシステムです。


       
   
夜景
エントランス


       
   
居間から和室
タペストリー


 
         
内玄関
子供室


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